聴き逃すな! HEAVY & LOUD、そしてGLAMOROUS。
暴力的変貌を遂げた新生喜多村英梨、反逆のリアル・ファースト・アルバム!
今更ですが、HAKUEIとの対バンライブも決まったので簡単な感想を。
01. Revolution 【re:i】
PENICILLINのHAKUEIによるプロデュースという事でも(一部で)話題になったタイトル曲。
HAKUEI曰く「なんてかっこいい曲が出来たんだ!自分の曲にしたい!」というのも納得のシンフォニック/ゴシックV系メタルに仕上がっています。
「千の夜とカルマをなびかせて真の胎動へ」「ダイヤの翼で摩天楼飛び越え」「星座がハジけて真世界へワープ」等々、HAKUEI節全開のフレーズもいくつも登場。
作詞はHAKUEI、作曲はtatsuo、編曲は両名が手掛けているという事もあり、PENICILLINよりもHAKUEIのソロやライチ☆光クラブに近い雰囲気かと。
余談ですが、イントロに挿入されている「月光」を作曲したベートーヴェンとHAKUEIは誕生日が同じだったりします。
HAKUEIはPVにも出演。
02. バラユリ xxxx
キラキラシンセが眩しい「†ザ・最近のV系っぽい曲†」。
なお、PENICILLINに「バラ」「KISS xxxx」という曲がありますが、この曲にはHAKUEIは関わっていません。
タイトルは彼女の男性ファンを薔薇組、女性ファンを百合組と呼称する事に由来するので、LUNA SEAにおける「SLAVE」やPENICILLINにおける「QUARTER DOLL」、もしくはDIR EN GREYにおける「虜」といった位置づけの曲になるという事でしょうか。
03. 恋華火
1stの「紋」や2ndの「証×炎 -SHOEN-」と同系統の和V系曲。
04. FORTiTUDE
どう聴いてもT.M.Revolutionの「LOVE SAVER」です。本当にありがとうございました。
この曲もやけにキラキラドコドコしてるなと思ったら、作曲を手掛けている小川耕平はARTEMAのKo-heyだそうです。
T.M.Revolution 【re:i】
05. Miracle Premonition
アルバムを締め括る爽やかでポジティブなポップチューン。
今までの2枚のフルアルバムは良く言えばバラエティ豊かでしたが、悪く言えばV系/メタル方面に完全には振り切れていなかった感もあり、個人的には捨て曲だと感じてしまう曲(「Happy Girl」、おまえの事だよ!)もあったりしたので、過去最高にヴィジュアル系かつコンパクトなミニアルバムの今作は曲を飛ばす事なく何度もリピートしてしまうような満足度の高い1枚でした。
お気に入り度:★★★★★★★★☆☆
お気に入り曲:「Revolution 【re:i】」「バラユリ xxxx」「FORTiTUDE」