日本屈指のQUEENフリークとして知られ、映画『ボヘミアン・ラプソディ』のイベントにも何度も出演しているROLLY。
そんな彼のバンド、すかんちにはその名もズバリ「ボヘミアン・ラプソディ II」という曲が存在します。
「Bohemian Rhapsody」をカバーしているアーティストは数多くいれど、勝手に続編を作ってしまったのは彼くらいのものでしょう。
歌詞こそはQUEENの「Bohemian Rhapsody」の主人公のその後を描いているような内容ですが、曲調はオリジナルとは全くの別物。
しかし、実は同じQUEENの「Son and Daughter」を盛大にパロっています。
そして、QUEENの1stアルバム『Queen』において「Son and Daughter」の次には「Jesus」という曲が続くのですが、「ボヘミアン・ラプソディ II」が収録されているアルバム『恋の薔薇薔薇殺人事件』では同曲の次に「ボクはジーザス」という曲が配置されています。
この一例だけを見ても、ROLLYのパロディ・オマージュのセンスと引き出しの多さにはただただ唸らされるばかりです。
ちなみに、「ボヘミアン・ラプソディ II」が収録されている『恋の薔薇薔薇殺人事件』にはすかんちの唯一のヒット曲みたいなもの(ROLLY談)である「恋のマジックポーション」が収録されている事もあり、すかんちのアルバムの中ではおそらく最も手に入りやすいのではないでしょうか。
最後に、「ボヘミアン・ラプソディ II」の動画がなかったので、代わりにすかんちのデビューシングル「恋のT.K.O.」のPVを貼っておきますね。
こっちでは「Bohemian Rhapsody」のPVの有名なあのシーンをパロっています。